詩人:MARIONET
放課後の教室 君と僕の声だけが響く
たくさんの人がいた跡を 残し
僕達は 陽が暮れるまで話をしたね
君がギターを持ち
僕のために 歌ってくれた時間
本当に幸せだった
次の日 たまたま君の歌声 聞こえて
立ち止まって 耳を澄ます
聞こえてきたのは 君があの子へ向けた 悲しい歌声
立ち止まったまま 涙を流す僕に気付かず
君は あの子への歌を 心をこめて歌うんだ
君の気持ちが 痛い程分かる僕
君に気持ちを伝えてしまったけど
どうか 嫌いにだけはならないで
好きだよ 今も これからも
僕も思うし 君も思ってる
ただ想い続けて 君は振り向いてくれるかな?
多分 ずっとお互い つながる事のない恋するんだろうね
君が歌った 悲しい歌を
思い出すたび
君の気持ちが痛い程分かって 涙が流れる
永遠に続く片想いに
悲しそうな 君の歌声が
流れ続ける