詩人:どるとる
僕はひとりぼっち
右を向いても左を向いても
誰も僕を愛してくれる人はいないさ
僕はひとりぼっち
愛が何かわからないからね
愛されているのかがうまくわからない
何かが崩れそうな バラバラに砕けそうな
そんな夜には ただ誰かに傍にいてほしい
素直になれない心はただ 誰かの優しさに背を向ける
強がるばかりで 自分でも首をかしげてしまうんだよ
ねえ 愛ってなんだろう
とりあえず僕をひとりにしないで
唯一繋がれたこの手を離さないで
僕は寂しがりなんだ
でもそのくせすぐ意地っ張りになってムキになる
僕は弱虫なんです
涙を見せまいと心に嘘ついて必死に本心を隠すピエロ
何かをなくしたような 奪われたような
そんな 気持ちになったなら傍においで
当たり前な話だけどもさあ
人は誰もひとりじゃ生きられないのです
ひとりぼっちで生きていると言うやつは
愛されていることに気付けない馬鹿者さ
耳に痛い尖った誰かの叱咤が 君の心を本当に守ってる
本当に守ってるのはそんな周りの人たちの惜しみない愛だ。