詩人:どるとる
若さはただ 空回りしたまま僕のこれからを熱い太陽が焼き焦がして狂おしい陽射しの降る午後に汗はこの肌をまっすぐ伝って素直になれない僕を急かしてるこの胸に抱えたまだ青い果実のように君にこの思い伝えられぬまま明日は昨日と今日のあいだでさまよってる夏の中に 光るいくつもの笑顔や涙が新しい物語を連れてきて 回る万華鏡キラキラ 水しぶき踊って少しだけ頼りない僕に降る湿った雨だよ。