詩人:どるとる
戒めの雨は降る 僕を絶えず叱る
戒めの平手が飛ぶ 僕を絶えず励ます
何が本当の正しさなのか
わからなくなった時にはね
すぐ傍にある人の瞳を見つめてごらん
その瞳がおまえを見つめるときまっすぐなまなざしならば
きっとその人の言葉は正しさなんかより
ずっと大切な大切なことを教えてくれる
傍にあるものそれはすべて
あなたに必要なものなんです
道端に 咲いている花のように
無意識にあなたの瞳の中に過ぎる光
ふとした瞬間、見つめてみたら
なんとなく心が穏やかになった
愛は痛みを分け合うことだと思う
叩く人と叩かれる人の間にあるもの
親は叩いた手を見つめやりすぎたかと
ため息をついて愛するあなたを思う
ねえ あなたが思われていないなら
その頬の痛みはないんだよ
記憶に残る誰かの涙はないんだよ
だから、目を閉じて何が大切かをよく考えるんだ
そこにあるだけの存在じゃない
君の人生にどこまでも関わってく
愛されていないと思うのは
愛されていることに気付いてないから
見上げた空の青さを嘘だとほざくなら
僕はあなたの心を憎むだろう
傍にあるものそれはすべて
あなたに必要なものなんです
道端に 咲いている花のように
無意識にあなたの瞳の中に過ぎる光
ふとした瞬間、見つめてみたら
なんとなく心が穏やかになった。