詩人:快感じゃがー
鉄線蓮の如く、
あたしを此処から縛って
離さない
鋭い光は
何度も脳天ブチ抜くの
嗚呼、あたし
アナタ嫌い・・・
胡蝶蘭の如く、
あたしを此処から縛って
離さない
ヤサシイ光で
何度も心髄囁くの
嗚呼、あたし
アナタ好き・・・
どうしてだろう
通り雨みたいな
曖昧な状況
日は差してるのに
雨が降り注いでる
優しさを振り撒いて、
悪戯にあたしをからかうわ
切なくて、
苦しくって
でもそんな傷跡
すべて
疎ましいけれど
愛せてしまうの
それは、きっと
アナタとだから?
わからない
理由なんて
だけど一つ云えること
天使も悪魔も
アナタ次第
傷つけては、
抱きしめる
抱きしめては、
傷つける
全部、全部
アナタ次第
あたしは只、
アナタの虜