詩人:nao
一番大切なものは
なんだっただろう
守り抜きたかったものは
どこに置いてきたんだろう
悲しみだけが残って
夏が来るのに
太陽さえ愛せないで
ただ
痛みが走る
こんなにも弱いこと
隠してた
逆に
見せてもよかったけど
誰もが同じ傷じゃないこと知っていたから
隠すしかなかった
一緒に居たいと
願ってたけど
今側にいなくて
よかった
なんて思ってる
だって今のあたし
何もないからね
励ましの言葉に
しがみついてるだけで
愛の言葉も
貰えなくて‥
あたしの体が
限界を知って
痛みだけしか
残らないとき
あなたに
会いたいと思う
その時は
優しい言葉を
求めてもいいでしょう?