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詩人:チェシャ猫
秋の夕べ
窓から見上げる空は
どこか切ないくらいに澄み渡り
びっくりするくらい素直に
君の言葉 受け止められたんだ。。
電話も久しぶりだね
付き合ってすぐの頃のよう
毎日こんな風に窓から星眺めて
君からの電話待ち続けてた
今も僕はあの日の歌を口ずさんでるよ
電話の向こうで君が
何気なく口ずさんでたあの歌を
電話しすぎて
二人して怒られたあの夜も
あげてすぐに失くしたあの指輪も
気づけば君の声ばっかが
僕の思い出を包んでいて。。
この電話を切ったら多分
もう二度と聞くことはないその声を
零れないように両手でぎゅっと抱きしめた
だから星屑の夜に揺られて僕は祈る
君にきっと
この歌が届くようにと
そして君の声が
いつまでも僕の中に響くようにと
星に願いを・・・・