詩人:一粒砂
寝る前になって、ベッドに横たわり目をつぶると頭の中でサンバやロックや祭り囃子が流れだし、眠れなくなる。一斉に止めようとしても無駄なのだ。全てが自分の見えないところで流されているから。私は眠るのが億劫だ。そして眠剤が効き始めたころ、頭の中の音楽祭は終わる。流れてる全ての音楽が悩みなのだと気づくまでまだ時間がかかりそうだ。