詩人:ふくざわゆいと
どうやって死ぬかは考えない
周りには「死ね!」と言われるけれど
「ごめん、もう少し待っててね」と
ボクは答える
考えたって 答えは出ない
まず 生きていると実感が薄い
命の危険を 味わったことがないから
遺体がキレイだろうと 汚かろうと
死んでしまったら みな同じ
そして ボクはこう続ける
「放っておいて?そのうち死ぬから」
なんてね 落ち込むことはない
周りに何を言われようと
生きていれば なんとかなるし
どうやって生きるかを考えた方が
ずっと 楽しい気持ちになれる
だから ボクは今 死ぬワケにいかない
今日とは違う明日が ボクを
こっちを向いて 待っているから