詩人:どるとる
生きるってことが時々なんだか
わからなくなる そんなときがある
そんなときには
同じように今を生きる人と寄り添って
時間をかけてその答えを探そうよ
生きることはたくさんの幸せに
出会うまたとない機会と思いなさい
涙があふれて ほほに小さな川が生まれた
その川が 干上がるまで少し悲しみに気をゆるしてしまおう
霞がかかったような 薄ぼんやりした頭で
流れる雲とか 青い空とか焼きあがったパンとか眺めてた
たいしたことは出来そうもない
自慢できるものもこれといってない
それでも いつも胸にたったひとつの誇りを抱えてる
それは生きてるっていう紛れもないあかし。