詩人:どるとる
さっきまでの元気はどうしたんだい
すぐに泣いてしまう癖はまだなおらずに
青すぎる空のようにまだ若いその翼で
どこまででも飛んで行けると思ってた
未来とは 夢の塊 たどり着けば すぐに自由になれると思っていた
ほの暗い明かりの中
羽虫が群がる
この世の中を見てるみたいじゃないか
崩れかけてる生態系を未だおびやかす
自然破壊と僕の今朝のくだらない悩み
七色に輝くような未来を期待していたのに
なんだろうお通夜みたいな静かすぎる死んだような未来
手を伸ばした先 花は揺れている
夜の端っこ
チクッと刺さったトゲ
まだ抜けないんだ
未来とは 夢の塊 たどり着けば すぐに自由になれると思っていた
七色に輝くような未来を期待していたのに
なんだろうお通夜みたいな静かすぎる死んだような未来。