詩人:高級スプーン似
自分の首を絞めるくらいならその首刈り取って肌身離さず持ち歩けばいいいままで手に入らなかった大切なもの探していた自分がそこに在る生きているとは言えないが死に急ぐよりはるかにマシだこれ以上言葉にしても蛇足になるけれど蛇の足など本来在りもしないものだったら在りもしない話を語られて頷くお前のその首もさっさと刈り取った方がいいかもなお互い首を差し出して虚ろな顔同士口づけすれば照れて真っ赤な嘘になるそれこそB級ホラーみたいなお話に