詩人:快感じゃがー
塞がれた空間、
「何か」が浸食してきて
必死で自分を守ろうと
息を止めていた
布団に潜り込んで
ただ、朝を待った
けれど「その光」は、
迷うことなく
するりと私の心を捕らえた
「繰り返す悪夢で、
手を取ってくれるのは、君だけ」
一人、ひたすら温め続けた
「殺意」と「孤独」
育ったのは、
「後悔の類」ばかりで
ここは、「悪の温床」なんだ。
激しい雨が
心に隙間を作る
ねえ
「止まらないで」
もう少し、あと少し
この「ときめき」で
もしかして
「天」まで
仰げるものとしたら
今、ここで
自分を預けてしまっても
いい
幾重にも重ねた
「層」を破って
そして、そっと
「滑り込んで」
その先に待つ
「救い」とやらが
例えば、
「私」を
飲み込んだとしても,,,