詩人:雪 刀寿
今しがた 産まれてきたように 大きく息を吸ってみるチョコレイトは、きついよ。お湯に溶かして、ツバキで薄める冬の清涼なエアー も、 ぼくにとっては「濃過ぎる」からさ。小さく、「スースー」吐いて、吸う。キミも ミニチュア・コンパクト 目に見えないほど ささやかな声で、湯煙の中で話そうくちびるは、3メートル先から届け!命が、けのびをしたがっているんだ。苦いけど甘い 出来立てホヤホヤの内面 を味わいなよ。。