詩人:どるとる
夜明けが 街を 長い眠りから覚ませばこの街はまた動き始める 時も人の流れもしごとは 続く 何かを運ぶような或いは何かを取り出してはまたもとに戻すような きりのない繰り返しを自分らがやってるしごとを無意味だと言ってしまえばすべてが台無しになる泣かないででも笑わないでただバカねと見送って怒らないで そう言ったそばから怒り出す気が短い 目覚ましが また朝を連れてくるしごとは続く。