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[186002] 夕暮れ

詩人:どるとる


もうじき日が落ちるって頃
土手沿いを歩けば
寂しさなんかもひとしお わけもなく泣き出しそうになる

誰かのさよならって声が遠ざかると
あとはただ静かな夜が続くだけ
終わらない闇を果てへも広げるだけ

まだあのオレンジ色が 焼き付いてる
瞼の裏に 刻み込まれた夕暮れよ

剥がれ落ちたような空の暗いこと 暗いこと
何かにおびえてるでも何かを愛してる

そんな今日がここにあるよ
明日もまた
今日と同じように
心だけはきれいなものをきれいだと言えるように。

2014/08/14 (Thu)
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