詩人:アジス
輝くイルミネーション
響きわたるクリスマスソング
普段は静かなこの街も
今夜だけは別世界
街外れの静かな公園
ベンチに座る僕
『なんで公園なの?』
電話越しに伝わる君の声
ベッドに横たわって話す僕
『それは・・・』
午前0時
街が賑わい輝きを増す
ポケットから取り出した
小さな小さな箱
そっと開けると
君と口ずさんだ歌が響いた
『なんで公園なの?』
『それは・・・静かだから・・・かな?』
『あはは♪静かなクリスマスかぁ・・・あんたらしいね♪』
降り始めた雪に
遠い過去を思い出した・・・