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12月のある日
息は白く
ぼやけるネオン
君は無口で
夜の静けさに
君が消えてしまうような気がして
僕は他愛もない話を独り喋り続けた
僕の声が聞こえますか?
音も光も届かぬ世界
僕は独り
君の声が聞こえない
君はうつむき口を閉ざす
2月のある日のこと
いつもの部屋
ベッドに座り
僕は無口で
長い沈黙に
予想していた君からの別れ
僕は言葉を返せないで部屋を飛び出した
僕の心が見えますか?
熱くはち切れそうなくらい
苦しいよ
君の心が見えない
君は僕に背を向ける
君の声を聞かせてよ
聞こえるは耳を貫く静寂
君の姿が見えない
暗闇の中僕は独り
だから僕は歌います
口を閉ざし姿を隠す
君を探して
いつまでも
君を探して