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あの頃は永遠だと思っていた
貴方との未来…
銀杏の並木路…
木漏れ日の中で交わした
貴方との約束…
「ずっと一緒にいようね」
雪の降るクリスマス…
大きなテディベアと…
永遠を誓った
銀色に縁取られたリング…
一つのマフラーを二人で巻いて…
誰もいない公園…
静かに唇を重ねる…
貴方はマフラーを私に巻いて
二人で雪路の家路を歩く…
こんなにも鮮明に思い出すのに…
貴方への気持ちがあることに
今更気付いても…
貴方は…もぅ…いない…
貴方の中に…私は…いない…
戻らない、戻れない…
まるで意味が違うね…
遅すぎたけど…
「愛してる……」