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[186947] 透 −心の中の少年−

詩人:山崎 登重雄


透(とおる)。

読んで字の如く、透き通ってユラユラしてる。

病気かと心配したが、透がいるから健康なんだそうだ。

100人いれば、透も100体。

自分の透は自分で面倒を見る。

静かに抱きしめて、呼吸を合わせ、名前を呼ぶ。

透が返事をすれば成立だ。

あとは透と仲良く過ごすだけ。

心が枯れると、透も枯れる。

適度な運動と、快食・快眠が基本。

生活のペースを作ると、それに沿って透も働く。

寝るときは離れよう。

透は水分だから、油断するとオネショしちゃうぞ。

いつも心を潤してなきゃね。


2014/11/30 (Sun)
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