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詩人:山崎 登重雄
透(とおる)。
読んで字の如く、透き通ってユラユラしてる。
病気かと心配したが、透がいるから健康なんだそうだ。
100人いれば、透も100体。
自分の透は自分で面倒を見る。
静かに抱きしめて、呼吸を合わせ、名前を呼ぶ。
透が返事をすれば成立だ。
あとは透と仲良く過ごすだけ。
心が枯れると、透も枯れる。
適度な運動と、快食・快眠が基本。
生活のペースを作ると、それに沿って透も働く。
寝るときは離れよう。
透は水分だから、油断するとオネショしちゃうぞ。
いつも心を潤してなきゃね。