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詩人:morning star
すべて過去に変わる
此の世界に在って
私達は、
悲しみの涙を
歓喜びの涙を
絶えずに心で流しながら、
未来と云う名の終末へと歩き続けてる
なにが真実なのか、
なにが解答なのか、
イマだに識らない
此の世界に在って
自分の生命の声に耳を、時折、傾けながらも。
あしたは輝ける瞬間に触れ、
さっき迄は、既に時間に融けた。
まとわり付く運命の破片達は、磁石に吸い寄せられるみたく、
各々の命運も最期も意思も無く淡々と形づくっている。
凝縮された私と云う生命の個体は、
虹色にも曇り空にさえ成り得る。
さあ、あしたはどこへゆこうか
未来とともに、此の世界は、常に変動を繰り返してるから、
私は私達は、無限の可能性を
胸に秘め
現世の未開を常に拓き続けて居る。