詩人:どるとる
たとえばこの世界から争いが無くなったら
世界は少しは明るくなるかなあ
未来を夢見ることが出来るかなあ
わからない 今はまだ見えないから
遠い未来を 星でも見るように眺めてるだけ
だけどどんな未来でも子どもたちが
笑いあえるような
誰もが幸せであるような そんな未来ならいいなあ
夢を語る 子どもたちの声をただ聞いていたい
夢を語る 子どもたちの瞳の輝きを見ていたい
子どもたちに僕らは誇りを持って愛を語ってゆけるかな
なにが正しいとかなにが間違ってるとか偽りないことを
ひとつひとつの言葉が
僕らのつつましやかな頑張りが
未来を照らすひとつの光になればいい
たとえば人が同じ人をいじめることを
良しとしてるような世界になんか
いたくない でもそれを悪と言いたいよ
わからない 今はただ迷ったまんまさ
迷子のように はぐれてしまった愛を探してる途中です
いつか 誰もが大人と呼ばれるようになる
大人になるってことは難しいことじゃない
だけど心は置き去りにしちゃいけない
明日を夢見る 子どもたちの 声を拾い集めて
明日を夢見る 子どもたちの 声を歌にして歌いたい
子どもたちに自信を持って渡せるような未来をつくれるかな
夢とか希望とか きれいごとはいい ただやってみるんだ
ひとつひとつの当たり前が
僕らのひそやかな優しさが
未来を支えるひとつの要になればいい
耳をすますと 聞こえる
大人ってなんだろう
なりたくないようななりたいような不思議なものだ
今は遠く見つめてる未来をやがて 目の当たりにしたとき
いつか子どもたちだった君たちはなにを思うんだろう。