詩人:桃汰
思った程甘くなかったショートケーキを思った程甘くなかった現実に重ね涙流すまでもなく流された時間に胸を焦がすことも笑うことも怒ることすらできずなんの為に生きるか空になった己に聞いても返る答えは同じで満ちては引いて繰り返すもんだから今は引きどきなんだろう乗り越えれるならまた満ちてゆくから生きていていやに胸に刺さる言葉だけ残す空だと思ってた己にも容器(うつわ)がある