詩人:みどり
彼女は寂しがりや 僕の腕枕が好きらしい 彼女はたまに 僕を試している わざと僕から離れて 寂しそうに鳴くんだ ニァー ミニャー ニャオ 僕は彼女の名前を呼ぶ すると彼女は 急いで走ってくる そして僕の顔を覗き込む 甘えん坊め デコピンをしてやった その時の驚いた顔が 可愛くて 愛しくて 彼女はどうして猫なんだ? 僕は彼女に恋に似た感情を感じているのかもしれない