詩人:どるとる
今日も帰るよ おかえりが待つ家に
優しいあの人の笑顔が待つ家に
今日も帰るよ ただいまを言うために
だけどそれだけじゃないことも知ってる
幸せとは とても言えないような
貧しい暮らしをしている誰かもいる
そんな 光と影に隔てられた世界だから
僕は願うよ 僕の幸せがみんなの幸せに みんなの幸せが僕の幸せになりますように
あなたが笑ってるときに僕も笑ってたい
あなたが悲しんでるときに僕も泣きたい
あなたの幸せを僕も全身で感じたい
そして僕も幸せだよと堂々と喜んでいたい
今日も沈むよ 夕日はゆっくりと ほらね
歩道橋からよく見える 夕闇近づく頃
今日も お疲れさま それぞれの帰り道
生きてる場所は違ってもみんな同じだ
汗流し頑張ったよ
満足とは言えないような イマイチな今日にため息ついてる
僕なんかしあわせなほうだと思う
周りを広い視野で見渡せばほらね 僕なんかよりずっとたいへんな今を生きる人がいる
あなたは自分がどんなにたいへんでも誰かを思う優しさと思いやりを持っている
僕もそんなあなたを見習って 自分より誰かを思いやれるように 自分の今をしっかり生きたい
胸の真ん中に打ち立てた 頑丈な誓いの柱
簡単に折れないように支えてくれるのは
きまって自分じゃない周りの人たちの力
あなたが笑ってるときに僕も笑ってたい
あなたが悲しんでるときに僕も泣きたい
あなたの幸せを僕も全身で感じたい
そして僕も幸せだよと堂々と喜んでいたい
あなたは自分がどんなにたいへんでも誰かを思う優しさと思いやりを持っている
僕もそんなあなたを見習って 自分より誰かを思いやれるように 自分の今をしっかり生きたい
今しかない今を後腐れないように
精いっぱい 生きたい。