詩人:小さな貝がら
毎日毎日
上司にこき使われ
一生懸命
やってても
怒鳴られて
挙げ句の果てには
雑用をやらされて
残業やっても
給料は寂しくて
忙しくて
彼女に会えなくて
挙げ句の果てには
さよならと
君は居なくなった
背広なんか窮屈だ
ネクタイなんか
窮屈だ
歩いてばかりじゃ
足が棒になるさ
偶には
羽伸ばしたい
羽目外そう
羽目外そう
偶には
羽目外そう
お酒がぶ呑んで
マイク握りしめ
馬鹿やろってな
ぐらい
大声で反発
してやろう
お馬鹿な会社に
また出向く月曜日
気持ちは
ブルーだけど
仕事終わったら
また呑んで
今日も羽目外そう
By 音無詞 詩
☆2012年10月作☆