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詩人:甘味亭 真朱麻呂
何ひとつ変わることのない
暮らしにしがみついたまま
僕はそれを飽きるほど繰り返して
果ては腐っていくのだろう
それはまるで僕が生まれる
ずっと以前から決まっていたことのように当たり前に僕という人間の終わりをめぐらせる
このまま僕は飽き飽きしてる毎日から
遠のくかのように社会に貢献するふりをして
ただ朦朧とした意識の中で日々を浪費していくだけ
ウンザリなんだ 何もかも
面倒なんだ オマエもオレも限界がきてるんだ
そして僕は灰になる
乾ききった瞳に最期を映して
歩き疲れたその身体に侮蔑を浴びせられても
もはや何とも思わないんだよ
死はもうそこまで迫ってきてる
終わりを受け入れる態勢はもう整ってる。