詩人:雪 刀寿
はっきりした呼吸・・・
ぴったり重なっている君と僕の息継ぎ
ラクで楽しげな息継ぎ
いつまでもこうして甘い思いに浸っていたい
気長く行けるね。どこまでも鼻がのびるようだ
調和が大きくなってゆきます
それをいだきながらゆっくりと浮かび動くのだ
言葉が全然なくなってしまったような感覚で
何も無いけど
からだじゅう全体が、くっきりと うごめいているのさ
静かな安らぎ ボデイーがしずくが巡るピアノ
つゆどきに似合う、シャボン玉が奏でる食卓のホーム愛
どうしてもこうしても、カラフルな君の愛が僕へなだれ込んできて
くちびるをふるわせ、おしりをもぞもぞと浮かせて
上の方へアップアップ、魚にも鳥にも成った愛の愛の愛
合致した逢瀬。もういつも片時(かたとき)も離れないまぼろしムービー