詩人:どるとる
波紋ひとつない水面に
あなたという花びらが落ちてきて
はじめて私の心を乱したね
うれしかったよ
この気持ちは名前は初恋というんだ
だけどそんなことどうだっていいんだよ
風の中に 一人
立つように僕は
この世にひとつの孤独な思いを抱いて
あなたというただひとりの人を思う
闇の中に 一人
浮かぶように 僕は
今までにない 不思議な 痛みを抱いて
あなたという ただひとりの人を思う
初恋はただ それだけじゃ初恋と呼べない
たくさん悩んでたくさん迷うから初恋なんだ
叶わなくても初恋なんだ。