詩人:甘味亭 真朱麻呂
『大人になる』誰もが通る道を
僕は俯きながら歩む
焦りと不安を胸に抱きながら
誰もが感じるであろう気持ち
今胸にある
君っていう愛を天秤にかけるような真似はしたくない
幼い昔から僕はそうだった
これといって夢も持ってなかった
そのために大人になる僕は何をすればいいのやら焦りを隠せずに迷っていたよ
二十歳になる自分
あの頃から見れば
考えらんないよ
時が経つ儚さと切なさを朧気に感じた
あの頃から見れば少し大人びた気持ち
その瞬間
僕の中で大人という実感がはじめて湧いたんだ。