詩人:チューリップの花束
星とか地球とか風とか言葉が雄大だよね
大自然の中ではすべてがちっぽけに思える
うまく動かない現実を忘れられそうだ
何かを無意識に誤魔化しているわけではないと思うけれど
現実逃避にも使えそうな手段ではある
君は恋に恋していたい子なのだろう
感情はいつも自由に動いていたいから
動かなかったらちっとも面白くないから
相手は誰でもよくて面白い方にいくのだろう
いいよ、それを利用すればいい
もし何かの役に立つのならば
ドキドキしたら自分は生きているぞってわかる
生きるとは心臓が動いていること
カテコラミンが心臓に鞭打つように
恋する感情は心臓を奮い立たせる
強心剤を利用するように
恋を使う