詩人:快感じゃがー
声も失い 巡る思考を
どうにもこうにも
やり場がないので
僕は秋色
郷愁をハラハラ
まとうはきみの涙
冷凍庫に冷やした
取って置きの台詞と
腐りかけの愛で
拙く描いた
憂愁をハラハラ
まとうはきみの涙
忘れられないよ
忘れられない
どうにもこうにも
やり場はない
こんなに持て余して
いま
ぎりぎりの理性で
きみを 見ているのに
ぼくは何処まで
演じればいい
何処まで強がる
ふりをすればいい?
弁護はしないから
半端なやさしさより
この秘密
墓場まで持ってくよ
喉まで出掛かった
サヨウナラは
また一年後
開封しよう