詩人:高級スプーンあと何年
そこにあるそこにあるよ本当は地面は暗闇に蜘蛛の糸がなびくその上を綱渡りしているようないつ切れてもおかしくないし一歩目から切れていなければそもそもおかしい本当は地に足ついて歩いている暗闇の中を不安でいっぱいいっぱいで怖いんだそこにある本当の恐怖はいつもひとりで感じているこれ以上落ちることなどないのに安心して歩けないんだ