詩人:あいく
膝までの高さの壁を
なんで跨がへんねん
歩幅にも満たへん溝を
なんで飛び越えんねん
手伸ばしたら届くアイテム
なんで手ださんねん
「っなんやねんコレ!!
バグちゃうん もぉ〜」
コントローラに怒りを
ぶつけて見たところで
ヴィデオゲームに語られるんは
ただの一言
「そういう仕様ですわ」
現実って素晴らしいなぁ
その気なったらな
身の丈くらいなら
壁もよじ登れるやろ
人手を借りれば
道具を用いれば
智恵を働かせれば
結構に高い壁かて
どうにもならへん
わけとちゃうんやし
しようの無い世界か
仕様の無い世界か
自分で決めれるんやから。。。