詩人:七緒
曇った空にさよならが言えない
君の息づかいだけあればもう
終わらない夜でいいと思った雨の日
ベイビー 恋なんてものに
振り回されるほど君は愚かじゃないんだね
緩い袖 青い時間
左胸に誓わない 愛が冗談めいてる
君が笑うのを 確認して眠ったのは
眠ったのは
きっと僕が 子供だったからだ
同じ夜を過ごしても
同じ朝を迎えても
例えば僕らが 一つだったとしても
適わない場所にいる
叶わない夢に泣く
どんな気持ちで言えばいい
ふたり別れを待ってる
どんな愛し方をしただろうか
そんなこと思い出してる
ベイビー 恋なんてものに
振り回される君じゃないから
白い夢 君の香り
左胸に誓えない 愛が冗談めいてる
君が笑うのを
確認して眠ったのは
眠ったのは
すべて惑わす
ゼラニウムの香りと