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詩人:morning star
過ぎた想い出は 愛しいだけで 懐かしいだけで
ここから進むためには 時に足枷になる
僕は夜明けが見たいんだ
新たな躍動 今日という日に立つ その意味
過ぎ去った笑顔は優しいけれど もうここでは幻なだけ
凍り付く季節に 向こう側を信じて
新生の風に じっと耐えていた つぼみが開く
そう もう何があっても揺るがない
苦しみを 悲しみを 見下ろす強さ 咲いた光の微笑(え)み
あぁ 彼方にかすかな確かがあったから 歩いて来れた 嘆きのしずくは 洗い流した
映る空は 晴れ渡っている
これが本当の姿
見つけるためのつまづき
生まれたばかりの想いは澄んでいる
あの日はもう戻らない 要らない
そう 夜明けは もうすぐそこまで 来ている