詩人:作幸
もうこれ以上 あたしとの壁を見せないで もうこれ以上 彼女の名前を呼ばないで わかってる わかってた頭では あたしだって勝手にしてる もう涙なんて流れないと思ってた なのに込み上げてくるのはなんでよ 息が苦しいし鼓動が速い 今更きたクセにこの痛みはかなり手強い 個室にこもって水を流しても 何も流れてやくれない お願いだからやめて これ以上は耐えられない もろいあたしはきっと壊れてしまうよ