詩人:桜音
降り続く白い羽頬に落ち涙と変わる声は枯れ貴方を呼ぶことさえ許されないこのまま時が過ぎたら私はもう歌う事は出来ないだろう静かに舞い落ちる柔らかな雪唇に落ちて貴方の温もりさえ奪って行く降り続く白い羽頬に落ち涙と変わる声は枯れ貴方を呼ぶことさえ許されない貴方を呼ぶことさえ貴方の温もりを留めておくことさえ許されない──残酷ナ冷タイ雪