詩人:豚の華
私って醜いでしょ…そりゃね赤ん坊の頃は鳴き声だって声高らかになくわよそしたらガラスの外に居る貴方は私を可愛いと褒めるわね大人になれば声は低く体は大きくなるの。体もチクチクするのよ。ガラスの外に居た貴方は私を見て『でも豚は綺麗好きなんだよ』って。誰が決めたの?体の色がわからなくなるくらい泥んこ遊びもするのよ…ううん。貴方が私を綺麗好きと言ってくれるから私は思いきり泥んこ遊びが出来るの。人間も同じでしょ?