詩人:空渡
狂気が見え隠れする夜と朝の間彼女は人の狂気に飛び回る人の狂気を切り取り削ぎ落とし別の誰かに張りつける誰かは狂い誰かは正常化するでも、彼女は言った確かに聞いたすべては心の在り方私はただ飛んだだけたったそれだけで彼らは殺しあったり愛しあったりできるのだと