詩人:亜子
沙羅の木の下闇で涼に笑み落ちる雨を恵みと喜び露華に夢心地影は消えたと安堵を貧る流れる風が憂鬱を教えるまでは沙羅の木の下闇で目を閉じ息を潜めあなたの手を握る身動きさえ止めてぬくもりに祈る今こそ玉響の時握り返る力よいかないで