詩人:林家
俺はアンタに心底惚れた。だけどアンタには将来を誓い合った仲の男がいた。奪ってしまいたい。俺は思う。よく、相手の幸せを考えて身を退くとかあるけどあんなの嘘だ。俺はそんな自分本意な男だ。でも。きっとアンタがこんな俺を好きになるなんてありっこ無いんだろうな。相手の男が心底憎いよ。こんな日はバイクぶっ飛ばして、海を見ながら煙草でも吸うか。馬鹿野郎。何で俺じゃねぇんだよ!