詩人:.tomato
《俺は ヘイト トマト。》
あたしの大好きなトマトを
あなたは ヘイト と言う
あんなにオイシイものはないのに
《お前は ラブ トマト。》
そうだよ
こんなにオイシイものはないんだから
《かぶってごめんね?》
《かぶってねーだろ、俺は食べないって言ってんだから》
…ううん、ちょっとお揃い。
ナットウは好きになったけど
トマトはやっぱりヘイトになれません
だって大好きなんだから
あんなにオイシイものはないんだから
でもね
《食べねーって言ってるだろっ》
って
困って笑う
そんなあなたの方が
大好きなんだから