詩人:優心
君以外の誰も愛せない
あれからもうあの時と同じ季節
何度も過ぎたのに
君と同じ
素直でもなく真っすぐでもない
けれど愛を感じさせてくれる愛し方
出来る人なんてどこにも居ないよ
どうして離れてから気付くの
傍に居る時に
解り合いたかった
不安を抑えては強がり
笑顔で隠してた
そんな私をちゃんとわかって傍に居てくれた
だけど
消えないの
一度犯した間違いは消えない
そのこと私が一番わかってたの
私が君を嫌いになるまで
君は傍に居てくれると言った
そうやって私を気遣う姿…
いつも心の傷にしみてきた…
耐えきれなかったけど
君を嫌いにはなれなかった
君が出会うの
私じゃなければきっと幸せになってたね
ごめんね…
だけど真ん中とは言わないけど
心の片隅にでも
私を忘れないでおいてほしいよ…
私たちが過ごした短い日々を
辛い事実でもちゃんと残しておいてほしい
いつか私たち
この空に旅立つ時に
なんとなくでも思い出せる程度で構わない
ただ
ただ全く忘れたり
しないでね…