詩人:まとりょ〜鹿
雪が降っても降らなくても毎年同じ。私がね、毎年この日にこだわる事。枕元にはサンタクロースより神様への手紙を書くの。着せかえ人形も、ファミコンも、ケーキやお菓子もいらないから朝目覚めたら横にお母さんが寝ていますように…。突然の12月の病がね、私のお母さんを連れて行ってしまったから。恋人ができても大人になっても子供を産んでも私のお願いするモノは変わらない。今でも窓の外の家の灯りが、笑う子供達の声がうらやましくって仕方がなかった…。