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花蓮の部屋  〜 「眼鏡」への投 票 〜

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[95709] 眼鏡

詩人:花蓮

めがねをはずした。
見えない。
視界がぼやけて何がなんだか。
目がだんだん見えなくなると
だんだん恐怖がやってくる。
一度目を包帯で隠してなきゃならない時があった。
怖い…病室に誰が来たかさえわからない。
子供たちの騒ぐ声…
どこで遊んでるの??
分からない…
目が見えない人はずっとこの中にいるんだなって
思ったら涙が出てきた…
真っ暗でどんどん気持ちが沈んでいって
だから包帯をとったとき光が嬉しかった。
あの時は眼鏡なしで
見れたけど今は
眼鏡なしじゃ無理。
よく分からない
それでもなんにも見えない苦しさ
に比べたら
まだ見える私は幸せなんだなって思えた。
だから
眼鏡を大切にしようとおもう。

2007/02/07 (Wed)
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