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詩人:如月。
外に出て想う存分
季節満喫していたなら
季節を詩わずとも満足して
季語のようなもの並べなかったのかもしれない
夏の海に出かけてはならない
陽射しにあまり当たってはならない
運動となる動きは避けなければ
検査値に出て副作用強い治療薬が増えてしまう
遠慮がちな 季節との接触リアルタイム
遠くなる記憶
よくプールに泳ぎに行った
海をよく眺めに向かった
季節を満喫する程
よく出かけていた
当たり前のよな
当然のよな事が
在は窓辺
向こう側の世界
部屋のなかで聴く
季節の調べ
空気 空と雲
移り行く季節の葉