詩人:高級スプーンあと何年
甘いものを食べればしょっぱいものを食べたくなる噛めば噛むほどに苦い虫口に放り込んだ理由はもう忘れたよ今はただ眠る前の不安と対照的な温もりがほしい解き放って終わりの関係にはしたくないけれども夜目がきかない私にはこの先の闇に飲み込まれる未来しか想像できないので考えるのをやめた