詩人:望月 ゆき
ここで 待っていよういつも ここで遠くの都会の光を眺めてここで 待っていよういつも ここで毎日 姿を変える月に見守られてここで 待っていよういつも ここできみが あらわれるまであの日 きみがここに帰ってくると言ったからビルのてっぺんの明かりが またたく遠くで 私に合図を送る合図を送り続けている赤く 点滅しながらシアワセかい?と 手をふる