詩人:満月
今まで自分の夢の舞台へ立つため
努力を怠らずしてきた君
その君になら道は見えているのかな
僕は新しい人生が始まったとばかり思っていたけど
まるで白紙の画用紙を渡されたかのように
思い切り描きたいけど
ノートの隅っこに描く落書きの方が上手く描けるが
真っ白なものに自分は怯えているみたいだ
意外と消極的だと気が付いたよ
新しい土地
新しい住まい
新しい出会い
新しい夢
新しい自分…
過去の物だと押し入れに入れていた古い画用紙には
色褪せず
鮮やかな彩色で描かれた思い出があった